重い物を持つってどこをつかっているのかなあ?
重い物を持った後から腰に違和感が出るってよくありますよね!今回はそんな症状のお話を書いてみますので、参考にして下さい。
重い物を持って腰が痛いと皆さんは腰が原因と思うみたいですね。私も先ずは腰の筋肉がどうなっている?腰の骨の動きがどうなのか?を診ますが、意外と原因は他にある事が多いんです!
例えば想像してみてください。重い物を持つって手や腕を使って、腰を曲げて持ち上げるわけですが、これって腕も使いますし、胸の筋肉も使いますよね?もちろん背筋も使いますが、腹筋も使っていることを!
これらは腰の痛みの痛みや違和感とは一見関係なさそうですが、最近時々耳にする「筋膜」でつながっているのです。
筋膜?何者?
最近の健康番組で「筋膜」って言葉を聞いて知っている方も多いと思いますが、初めて聞いた!という方にも少しでも分かるように簡単に説明してみます。
筋膜には浅い所にあるものと深い所にあるものがあり、一つ一つの筋肉がつながって動けるようにするための膜のことです。
おそらくネットで検索するともっと色々と書いてあるとは思いますが、簡単に書くとそういう事です。
一つ一つの筋肉がしっかりと連動して動くと動きはスムーズだし、痛みや違和感は出ません。
でも何かのきっかけで筋肉が伸び縮みしづらい状況になると、連動しにくくなり、別の真面目な筋肉が代りに働くことになります。「真面目に働く筋肉くん」は一所懸命にがんばりますが、さすがに疲れてきます。疲れた真面目な筋肉くんの動きも次第に悪くなり、やがては動けなくなってくるのです。
こんな感じで右半身ばかり違和感が!とか左側に不調が!出て来るのです。
例えばこんな例がありますよ!
重い物を持った結果、腰に違和感が出ていて来院された方のパターン
普通に動けていて、腰が張っている感じの症状なんですが、寝た状態で腕を動かすと腰が突っ張ることが確認できたので、肩甲骨の動きをよくしていくと腰の突っ張った感じは無くなりました。その後、関係している筋肉に血流が良くなるように施術すると体がポカポカ温かくなり症状も気にならなくなりました。少し動くようにアドバイスをしました。
体がある程度、違和感なく動けるようになったら、無理しない程度に動くことで硬くなっている筋肉が動くし、血流が良くなり本当の回復に向かっていきます。
体を動かして、心と体をリフレッシュ!
身体を動かすと「気持ちいい!」感覚わかりますか?
身体を動かすと言っても運動だけではなくて、「伸びをする」とか「体をねじる」とか簡単な動きでいいのです。
大切なことは気持ちがいい事や動かしやすい事が重要で、きつかったり痛い動きは心も体も硬くなってしまいます。
運動は年齢や性別で違いがありますが、気持ちがいい動きは関係ありません!
本当におすすめです!