リハビリってどんな感じかな
このゴールデンウィークのお休みを使ってくじらの患者にお願いしてリハビリの付き添いという感じで見学に行って来ました。
Nさんは転倒して肩関節をケガして腕が上がらない状態です。骨折があったので、くじら整体院では手が出せない症状でした。
リハビリでは肩関節周囲の筋肉をほぐして固まらないようにする施術と痛いけど動きをつける施術をしていました。
『イテテっ!』と私が見学に行ったためか、いつもより頑張っていたようです。
結構な頑張りだったので、理学療法の先生も張り切っていました。
別の年配の方は『そんなに動かしたら痛い❗』と叫んでいました。
リハビリ後の会話で『今日は頑張り過ぎた!』とおっしゃっていたので、質問してみました。
いつもあんなにキツイの?
Nさん『リハビリだからしょうがないよ』
くじら『少しは改善しているの?』
Nさん『痛いのはほとんど変わらないけど、動かすようにしているよ』
ちょっとアドバイス
『Nさん!痛くない腕の動きってある?』と聞いたところ、腕を引く動きは痛くないというので私が腕を支えて抵抗を入れながら、腕を引いてもらいました。
くじら『これで腕を動かしてみて』
Nさん『え~っ!さっきより動かしやすい感じだよ!』
家でリハビリやる前に今の体操やってから、動かしたら楽だと提案してみました。
不快な痛みはヤメテ!のサイン
痛みには大きく分けて2つ種類があります。
一つは不快な痛みで、もう1つは痛いけど気持ちが良い痛みです。
不快な痛みは、体が無意識に嫌がっているもので反射的に筋肉を硬くします。体を守るためのもので、あんまり続くと体を固めて動かないようにしてしまいます。
一方痛いけど気持ちが良い痛みは体が嫌がっていない痛みなので防御反応は出にくいものです。
不快な痛みは体がやめてくれ❗って言っているサインなんです。そして痛い所に原因がない事がほとんどなので、無理してもツライですね❗
不快な痛みがない動かせる動きを入れることで動かしにくい動作も楽になる事が多いです。
痛みがある方は『どういう動きだと痛みが出て、どういう動きだと痛みが出ないのか?』を観察してみて下さい。
先ずはあなたの体と向き合う事から始めましよう!